麒麟がくる松永久秀(吉田鋼太郎)はボンバーマン!?最期はどう描かれるのか

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大河ドラマ「麒麟がくる」、5回目から舞台は京都に。

室町幕府内で起こった下剋上を体現する人物、将軍足利義輝、管領細川晴元、執事三好長慶が登場し、三好家執事松永久秀(初回から登場)とともに迷走を続ける室町幕府が描かれ、これまでの大河ドラではお目にかかれなかった場面が続いています。

下剋上ですから最後に生き残ったのはこの中では最下層の松永久秀。

「昨日の敵は今日の友」とばかり裏切りの常習犯、これまでは老獪な大悪人とされてきましたが、その実像に迫って見ましょう。

【麒麟がくる】松永久秀を吉田鋼太郎さんが演じる!

吉田鋼太郎さんといえば朝ドラ「花子とアン」での石炭王嘉納伝助が真っ先に浮かんできます。

その豪放な容姿は石炭王そのものといった感じで登場し、視聴者の注目を集めました。

花子の親友蓮子(歌人・白蓮)の夫という役どころでしたが、連子とは結局うまくいかなかったものの、何故か花子には可愛らしさを見せることが多く、石炭王とのギャップが人気となりました。

今回のドラマでは初回から登場し、酒に酔った十兵衛から鉄砲代金を所持していることを聞き出し、それを素早く巻き上げ、悪人らしく遁走———と思いきや本当に鉄砲を買い求め酔い潰れた十兵衛の枕元に置いて立ち去るという小粋な人物として描かれました。

今回の久秀は単なる悪人ではなく、律儀な側面も併せ持っているのです。

再開時には鉄砲のお礼を言う十兵衛に対し「そんなことがあったのか。忘れた。」と答える食えない人間。

しかも十兵衛に鉄砲が持つ「抑止力」について諭すなど変幻自在。

今回も吉田さんは容姿から受ける印象とはかけ離れた意外性を持つ人物を演ずることになるわけですが、伝助役で出した可愛さも交え、2度も裏切った久秀を何故信長が許そうとしたのかを演じていただければと期待しています。

戦国武将の松永久秀とは?ボンバーマンと呼ばれているのは何故?

ボンバーマンとは初期の家庭用ゲーム機のソフトで、2頭身の8ビットキャラが所々に爆弾を置いていき、その爆風で敵をやっつけるというハドソンのゲームです。

さて久秀が活躍した信長上洛以前の畿内では至る所で戦乱が起こり、まるでゲームの世界のようです。

京都を押さえている久秀はその戦乱を収めて行かない限り畿内の天下人の地位を守れませんので、あちこち出かけて戦乱と向き合うことになります。

そんな久秀がボンバーマンに似ていることからこう呼ばれるようになったのでしょうか?

違います!

久秀は当時名器と言われた茶釜の「平蜘蛛(ひらくも)」を抱いて爆死したので、この名がつけられたというのが定説です。

しかし、この爆死説は戦後に生まれたもので、明治時代には「平蜘蛛」を粉々に砕いた久秀が切腹するおどろおどろしい挿絵が月岡芳年によって描かれています。

そんなことから一旦は否定した先程の説が生き返ってくるのです。

一度爆死した敵が何度も立ち上がってくるゲームの様子は信長以前の畿内にソックリではないですか。

当時は絶対的な実力者がいませんので、反乱を起こして負かされてもひとまず領地に戻れば、そこまで追っていく余力は勝者にはありません。

将軍ですら近江の朽木谷に籠もり再起を窺っていた時代です。

麒麟がくるでの松永久秀はどう描かれていくのか

先程、鉄砲の抑止力について久秀が光秀に諭す場面に触れましたが、今後も畿内の政情に詳しい久秀が青臭い正論を吐く光秀を青年から成人へと成長させていく役割を担っていくものと思われます。

光秀も久秀も生年はハッキリとしないのですが、20年ほどの年齢差があったと考えられます。

第6回で光秀は言います。

「将軍が争うなとひとことお命じにならなければ、世は平らかにはなりませぬ」と。

正論です。

が実力の無い将軍の命令に従う武将は居りません。

皆、己の利害のみを考え行動します。

光秀はまだ裏の世界というものを知らないのです。
 
さて私が注目している久秀に関する場面は次の3つです。

①義輝が三好・松永勢に二条御所を囲まれ死亡した「永禄の変」
②信長の金ヶ崎退き口における朽木元綱の説得
③もちろん信貴山城における最期

①義輝が三好・松永勢に二条御所を囲まれ死亡した「永禄の変」

久秀が在陣していないにもかかわらず首謀者とされ、久秀=大悪人説が定着することになった事件です。

実際は、この時の久秀は隠居の身、松永勢を率いていたのは息子の松永久通。

将軍を暗殺する目的での上洛ではなく、強訴のようなものであったとされます。

久秀は大変な風評被害に遭った訳ですが、身から出た錆でしょうか。

また、その後始末は如何?

②信長の金ヶ崎退き口における朽木元綱の説得

撤退路はあの義輝が籠もった朽木谷を通る現在の鯖街道。

去就不明の朽木元綱が待ち構えています。

ここで久秀は元綱と旧知であることを理由に説得役を買って出ます。

信長を裏切るならば絶好のチャンス到来!

離反を疑う近習に反し、信長は久秀を元綱の下へ行かせます。

首尾良く元綱の説得に成功した久秀ですが、信長は「あの利に敏い久秀が俺を見捨てなかった。俺の命運はまだ尽きてはいない」と花折峠を下り京への道を疾走していきます。

卑怯な裏切りはしない——久秀にはこんなところもあるのです。

なお、朽木谷は94年の大河ドラマ「花の乱」でも将軍足利義尚が葛川明王院に引きこもり、母親の日野富子が連れ戻しにいくという場面でも登場しています。

③もちろん信貴山城における最期

爆死を期待する声はネットに溢れています。

また吉田鋼太郎さんも「そのシーンがあれば派手に爆死したい」と述べていますので期待は高まるばかりです。

私は久秀が信長に渡したくはなかったものは自分の首と平蜘蛛の他にもう一つあったと思います。

それは安土城のモデルともなったと言われる信貴山城です。

現在でもマイホームは自分というものを表現しているものですから、武将にとって城とは自分そのものであったと思います。

その建物を「安土城へ移せ」と言ってくる信長。

古希にならんとする自分をまだこき使おうとする信長。

ええ加減にせんかい!

城ともども爆死してやる——この方が平蜘蛛の爆死より数倍ド派手な最期かと。

やはり久秀はボンバーマンでした。

なお久秀の最期は光秀にも影響を与えたと思われます。

惟任姓を名乗った以上、50過ぎても九州平定戦か、果てしないなあ——本能寺へ繋がっていきます。

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