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ファスティング回復食3日目はどんなものがいい?整えるメニューを!

ファスティングとは簡単に言えば断食で、胃腸を驚かせないために回復メニューは必要なものです。

回復食はファスティングをした日数こなすのが最もいい方法なのですが、だいたい3日前後がベストなんですね。

つまり3日めは回復食3日目として、最も大切な食事になるわけです。

ここではそんなファスティングの回復食の中でも、大事な3日目のメニューを見ていきましょう。

体を整えるための大切な食事ですから、きっちりと食べたいですよね。

ファスティング回復食3日目は胃と体を整える

ファスティング回復食の3日目の目的は、胃と体を整えることです。

1日目2日目は断食に胃腸の調子が慣れてしまっているので、とにかく食べ物を受け付ける体にすることを目的としています。

そのため、1日目2日目はおかゆや重湯、具のない味噌汁を中心にメニューを組み立てています。

ファスティング3日目にはやや硬めのお粥や、体調と胃を整えるために、あるメニューがおすすめされています。

それが、厚生省などでよく指導される「まごわやさしい」の材料で作られた、味薄めのおかず達です。

まごわやさし、はそれぞれの食材の頭文字を取ったもので、以下のような意味があります。

「ま」は豆類や豆腐など、「ご」はごま、「わ」はわかめ(海藻類)、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけ(キノコ)、「い」はおイモ類と、その多様性も様々ですね。

これらの食材をバランス良く摂ることで、ビタミンやタンパク質、ミネラルや食物繊維と幅広く栄養をカバーできるんです。

2日目の夜辺りから食材を徐々に増やし、3日目夜はできるだけ全て揃うようにメニューを盛り込みましょう。

ただ魚については、本や指導によっては、回復食として適さないという説もあるため、無くても構いません。

3日目は胃腸を通常の状態に慣れて来ているため、1日目の流動食より、煮物などが適しています。

胃に優しく、体に栄養を優しく運んでくれる、野菜の煮物類が最もおすすめです。

ファスティング回復食3日目の献立参考例集

ファスティング回復食3日目の献立は、朝食と昼食と夕食で少しずつ内容を変えていく人もいれば、同じような食事をとる人もいます。

自分はどっちにしよう?と悩んでいる人のために、ここでは朝食、昼食、夕食の大体の傾向を見ていきましょう。

まずは朝ごはんから。

朝ごはんは玄米のお粥や柔らかいご飯に具沢山の味噌汁を付ける人が多くいます。

野菜を前日に下ごしらえしておいたり、冷凍野菜をうまく使うことで、簡単に具だくさんスープが作れます。

また梅干しや大豆の煮物を食べる人も増えていますよ。

昼ごはんは朝食より少し硬さを上げる人と、柔らかいものを引き続きという人に分かれます。

これはかなり個人差が体調に出てきますので、自分の胃腸ともしっかりと相談しておきましょう。

玄米粥や柔らかめに炊いたご飯に、納豆や豆腐の味噌汁のようなタンパク質を取り入れていきます。

魚などはハードルが高いのですが、豆腐やお豆であれば、胃の負担も少なくタンパク質がとれるためです。

晩御飯はサラダや普通のご飯、厚揚げの煮物など、ほぼ通常の食事に戻ります。

まだお肉やお魚は食べられませんが、豆腐をうまく使うと、お肉やお魚と同じくらいの満足感を得ることができますよ。

ポイントは豆類をうまく使うことです。

お豆類を上手に使って、回復食の終わりまで油断しないように気をつけてくださいね。

ファスティングに回復食はなぜいるの?

ところで、ファスティング、つまり断食に回復食はなぜ必要なんでしょうか?

考えてみれば数日間ご飯を抜いているだけなのですから、いきなりお肉や揚げ物に行ったって大したことは無いはず。

なんて思っている人も、結構いるのではないでしょうか。

実は人間の体が衰えるのは、思っている以上にすぐなのです。

骨折で一週間横になっているだけでも、リハビリが必要になるのはよくあること。

その時非常に驚いたという人もいるでしょう。

つまり人間は自分が思っている以上に、自分が弱っていることを自覚できていないんです。

数日断食していれば胃腸が弱っているのは当然で、いきなり揚げ物や肉を食べてしまったら一気に内臓に負担がかかってしまいますよね。

またリバウンドしやすくなるという、せっかくの断食が無駄になるという事実もあります。

他、体内の血糖値が一気に上がり亡くなってしまう人も残念ながら少なくありません。

そのため、体のリハビリも兼ねて、きちんとファスティング後は回復食が必要になるんですね。

まとめ

ファスティング回復食の3日目は、朝から夜に向かうにつれて、少しずつ元の食事に戻していきます。

例えば朝食をお粥、昼食を柔らかく炊いたご飯、夜は普通のご飯と、ご飯だけでも少しずつ調節が必要になります。

またおかずは「まごわやさしい」の7種類の食材を使って、少しずつ柔らかい煮物やスープから胃を慣らしていきましょう。

失敗してしまうと自分の内臓に大きなダメージを負ってしまうだけでなく、リバンドしやすい体になってしまいます。

せっかくのファスティングが無駄にならないよう、気をつけて回復食を摂っていきたいですね。

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